円空記念館
円空記念館は高賀神社の社のすぐ脇にあります。高賀の集落のどん詰まり。高賀神社の最初の鳥居を過ぎてさらに上に駐車場もあります。下の写真は集落奥の高賀神社入り口と、ドーム状の円空記念館です。

円空記念間の内部は回廊のような形式で円空の業績などが説明されており、中央部の空間に、大きなものを含めて円空の作品の実物の展示があります。

展示されている円空仏の数は多くはなく、上の写真の範囲にほとんど収まる程度ですが、静かな環境の中で素朴な仏様を眺めていると、心が和みます。円空仏のファンが多いというのもうなづけますね。
関市にはこのほかにも円空館という円空に関する展示を行う施設があります。
円空上人
円空上人は1632年に美濃国(今の岐阜県)で生まれました。1695年に入滅するまでに、岐阜県、愛知県、滋賀県などを中心に、全国各地で「円空仏」として知られる木彫りの仏像を彫り続けました。
高賀神社にも十一面観音像等が残されています。神社に十一面観音像というのは変ですが、当時は神仏混淆で、神社でも仏像が祭られていたようです。
円空については円空微笑み物語というサイトをご覧ください。
円空の本
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