株杉の森 板取21世紀の森公園 岐阜県
21世紀の森公園
岐阜県関市板取には21世紀の森公園という公園があります。旧板取中学のところから石垣に沿って東側の斜面を少し登ったところ。「21世紀の森公園」という案内標識は出ていますが、割と地味な看板ですから注意した方が良いでしょう。
21世紀の森公園内には遊具のある児童公園のほか、森林学習展示館、森林体験実習棟、自然観察道などが整備されています。
株杉の森
さてこの21世紀の森公園の奥にあるのが株杉の森。株杉というのはちょっと京都北山の台杉にも似ていますが、根元が非常に太く、そこから枝分かれした幹が何本も出ている杉の木のことです。説明によれば株杉は、数百年もの間、幹を切って収獲しては萌芽更新をさせていた結果できたものだとか。
大きな株杉は幹周りが5メートルもあります。そしてそんな株杉が数十本も一つの斜面にあるのですから、なかなか壮観です。板取には杉原の大杉もありますし、杉の木の生育に適した環境があるのでしょうか。
株杉の拡大写真もどうぞ。かなり大きな画像ですからご注意ください。株杉の拡大写真1 株杉の拡大写真2 株杉の拡大写真3

風格ある株杉。

株杉が若い杉に囲まれた中で生きています。

株杉が点在する風景。よく見ると人が写っているので株杉とサイズを比べてください。

このように株杉からまっすぐ並木が何本も株立ちしています。

信仰の対象になっている株杉も。

21世紀の森公園は株杉の森を抜けて、蕪山までの登山道やハイキングコースがあります。
Sponsored Link