栗原ふれあい広場
美濃から板取川沿いの道を上流に向かって進むと、まずは洞戸という地区を通過します。ここは旧洞戸村。川沿いに集落が点在していますが、その一つが栗原です。そしてこの栗原にあるのが栗原ふれあい広場。
なお、以下の記事で紹介していた食堂は残念ながら閉鎖になったそうです。ご注意ください。現在利用できるのは八百屋さんとお手洗いになります。
栗原ふれあい広場は、まあ、機能的には最近流行の道の駅のような感じでしょうか。軽食がとれて、地場産のものが買えて、トイレ休憩もできるという。

外見は道の駅というよりは、半露店の八百屋さん、といった趣ですが、なかなかどうして侮れません。
まず季節ごとに変わる野菜や果物。値段はもちろん地場の値段ですから超お買い得。多少不ぞろいだからと言って文句を言ってはいけません。スーパーで売っているものの1.5倍くらいはありそうなハクサイをどう食べるか、という問題はありますが。
秋になると栗、そして柿なども並びます。その横に青森産のリンゴが並ぶのが、よそ者にはどうも納得がいかないのですが、地元の人たち向けの八百屋も兼ねているのでしょうか。
美濃焼きの食器とかも売っていますが、これはほとんど買う人がいないようで、埃まみれ。いっそう買う人がいなくなるという悪循環に陥っているように思います。
でもそんなことはどうでも良いのです。ここで停まったからには蕎麦を食べましょう。地域のオバちゃんたちが手打ちで作っている蕎麦はなかなかのものです。1日限定50食で、なくなったら終わりだとか。使っている水は高賀神水だそうです。(このメニューが現在は変更になっています)

写真はざる蕎麦定食。建物のみかけとは裏腹のおしゃれさ。ほとんどすべてが地のものですから、付け合せのメニューは季節によって変わるようです。天ぷらにもそば粉が使われています。
写真真中のゼリーは黒豆を使っているという健康食品。炊き込みご飯もついて、お値段は800円台だったかな。別メニューのかもだしうどんなどは、300円でしたよ。

ふれあい広場の脇には、洞戸地区の手描きの案内板が掲げてありました。まだ洞戸村だった頃に作った素朴なものですね。ホタルの里なんていうのもあるようですし、楽しめるスポットがまだまだあるようです。
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